那覇最後の銭湯・・・
【那覇】那覇市内で唯一残っていた泉崎のユーフルヤー(湯風呂屋=銭湯)「日の出湯」が5月14日で、店を閉じた。2代目店主の高良ツヤ子さん(83)は「地元の常連さんだけでなく、遠いところから足を運んでくれる人もいた。お客さんとゆんたくすることが楽しかった。みんなに『ありがとう』と伝えたい」と話した。
老朽化を理由に閉店した「日の出湯」=12日、那覇市泉崎
高良さんによると、営業してから約60年。店舗のコンクリートの床板が剥がれるなどの老朽化が進み、安全性が保てないため閉店したという。
高良さんは「沖縄の人はシャワーで済ませる人も多い中、ずっとここに通ってくれた人もいる。閉店を知らずに観光客から電話の問い合わせもある。いろんな人とゆんたくすることが楽しくて店を続けていたが、店も老朽化しているから…」と残念そうに話した。
現在、店舗入り口のシャッターは下り、張り紙には「長い間、お客さまに支えられて今日まで営業できたことに感謝します」との言葉がつづられていた。
=沖縄タイムス:6月14日 25面
先日、ティーサージ・パラダイスで「銭湯」に関するアンケー島を取り上げたばかりだったので、この記事を目にしたときは本当に残念に思いました。
私も銭湯には一度も入ったことはなかったので、一度も入らずに近くの銭湯が閉店してしまうとは衝撃的で、本当に残念でした・・・